MMOはレモン味|レモちゃんのオルクスブログ

初心者さん向け解説記事を書いたり、ストーリー文字起こししたり、思ったことを書き綴ったり、エリシアオンラインしたり。

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今の状態でnpcと話してみる(シトルイユ村終了後)

グランリュクレス1

 


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旅の老人ダビデ

「早くばあさんに会いたいもんですな。」

 

旅の老人ダビデ

「もう仕事が出来る歳でもないので、老後は田舎でのんびりしたいと考えましてね。

うちのばあさんと田舎へ行こうかと考えていたのですが、ばあさんは膝を悪くしてまして。

節約のためにばあさんだけ馬車に乗せて、先に行かせましたよ。

早く再会したいものです。」

 

 

 


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敗走兵カミッロ

「私達は何であんなに戦っていたんだろうな……。」

 

敗走兵カミッロ

「私は元々ガレリアの兵士だった。

知覚の小領地との戦争で、ガレリア自体は勝ったらしいが、うちの小隊は壊滅してな。

私は逃げた。

敵前逃亡だ。

もはやガレリアには戻れまい……。

どこかの田舎へ行って、ゆっくり暮らそうと思ったから、シトルイユを目指しているんだ。」

 

 

 

 

 

グランリュクレス2

 


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旅の青年イレネウス

「こんにちは。いいお天気ですね。

あ、いや、ちょっと雲が出ているから違うのかな?

うーん……えっと……あ、うん。」

 

旅の青年イレネウス

「僕達の故郷は戦火で燃えました。でも元々そんなことはどうでもよかったのです。

僕にとって大切なのは、国なんかじゃなかった。

大切なのはクレメンティアと、みんなに聞いてもらう歌と踊り。

そして精霊の与えてくれる光だけでしたから。

今も、見る景色が新鮮になっただけで、そんなに変わらない暮らしです。」

 

 

 


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少女クレメンティ

「わぁ、強そうな傭兵さんだね。私のダンスを見ていってくれる?」

 

少女クレメンティ

「って、あ……。そっか、えっと……。

私達ね、音楽とダンスを見せて回ってるの。それでお金を稼いで暮らしてるの。

兄さんと色んなところへいけるから、最近は……とても楽しいの。

それに兄さんのフィドルはとってもいい音色よ。」

 

 

 

 

 

グランリュクレス3

 

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―真っ白な鳥を肩に乗せている―

―女は腐ったレモンに気づくと、微笑んで会釈した―

 

鳥を飼う女ミルラ

「私、少し前までエルツィオン旧街道の近くに家を建てて暮らしていましたの。

でも、ちょっと気分転換したくなったものだから、魔法で家を消して一年ほどお散歩しているのよ。

今日は良い日ね。本当に……。」

 

 

 


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流浪のドゥードゥー

「やぁやぁ、こんにちは。

今日も良いお天気で……って、おや?」

 

―男は足元にある何かに気づき拾い上げた―

 

―それは一塊の金鉱石だった―

 

流浪のドゥードゥー

「これは貴方が落とされましたかな? ……ありゃ、違いましたか。またですか。」

 

流浪のドゥードゥー

「一昨年、たまたま地面に麦をぶちまけたことがあったんですがね。

拾い切れなかった麦が、一年後その地で何故か大繁殖してしまったんですわ。

どうも、モグラが通ったせいで、土が耕されたみたいで。

それも放っておいたら、広範囲に種もみが飛んだみたいでして。

とうとう今年、でかい麦畑一つが、勝手にできてしまいましてな。

農夫の方にお譲りしたら、色々とお礼の食べ物をいただきましたよ。

ありがたい話ですな。当面は食うに困らなさそうですな!」

 

 

 

 

 

シトルイユ村

 

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村娘マルミ―ト

「カラックは乱暴者で困ってしまうわ。

少しは痛めつけても、いいと思うの。どうせあの子はすぐ復活するもの。」

 

村娘マルミ―ト

「うちの父さんは、本当にラタトゥイユが好きなのよね。」

 

 


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村娘ココット

「そういえば最近、クーベルクル兄さん、一人減った気がするの。どこへ行ったのかしら……。」

 

村娘ココット

「クーベルクル兄さん達は、合わせて一人分だけれど、ご飯は人数分食べちゃうのよね。」

 

 


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村娘カスロル

「父さんは本当に、お野菜が好きよね。

カボチャ以外はあんまり甘くないのに、どうしてあんなに好きなのかしら。」

 

村娘カスロル

「そういえば、そろそろ温泉の温度を調節しないと、村の人たちが困るわ。」

 

 

 


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木こりのソルビエール

「少し前まで船の上で飢えていたのにな。遠い昔のことみたいだ。」

 

木こりのソルビエール

「船が難破して、気づいたら何故か山の上だ。不思議なこともあるもんだな。

今じゃ、美味い野菜を食いすぎて、船に乗る前より太っちまったよ。」

 

 

 


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農夫シャルル

「今日は草刈りがずいぶんはかどったよ。

蔵で見つけて研ぎなおした鎌が、使い勝手が良くてね。さすがひい爺さんの鎌だ。

人の首を刈るのに、ひい爺さんが子供の頃からずっと愛用していた曰くつきなだけはある。」

 

農夫シャルル

「オイラのひい爺さんは、あそこのでっかい船に乗って、この地に流れ着いたんだそうだ。

時々魔力を持った海流が、空に船を吹き上げて、ここまで流すんだと。

しかしひい爺さん伝来の、海の話はそりゃあもう凄いよ。

略奪したり、交易したり、船と船で戦ったり。

遠い昔は、人が人を殺す怖い世界だったのかね?

暮らしたいとは思わないが、面白い時代じゃあったんだろうなぁ。」

 

 

 


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少女ステファーニェ

「あのおっきい船、割れちゃってるー。もう海には浮かないのかなぁ?」

 

少女ステファーニェ

「小さいとき、父さんとね、お船にのってたの。

あそこにあるのよりは、ずぅーっと小さいお船だけど。

それで、ここに来たの。

船でお山の上へ行けるって知らなかったわ。」

 

 


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サブクエ(シトルイユ村)

シトルイユ村


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エスト:極上ラタトゥイユ

 

木こりのソルビエール

「小麦の収穫もそろそろだし、もうじきラタトゥイユ祭だな。準備しないとなぁ。

あぁ、腐ったレモンか。ちょうど良かった。実はもうじき大きな祭りがあるんだ。

この村の神様はラタトゥイユが好物でな。豊作のお礼に毎年収穫物をラタトゥイユにして、神様に捧げるって祭りあんんだが、ラタトゥイユは各家で作るんだ。

当然俺の家でも作らないといかんわけだが……

実は祭りの前にこの「大お面」を磨く仕事も任されちまってな。

悪いが俺の代わりに、ラタトゥイユの材料を、集めてきてくれないか?

村の人たちからもらってくるだけでいいんだ。」


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木こりのソルビエール

「ありがたい。

シャルルさんからトマトを、ステファーニェからカボチャを、ココット達からハーブを、村の外のドゥードゥーって奴からワインをもらってきてくれ。」

 

 


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農夫シャルル

「ん? あぁソルビエールさんところの、ラタトゥイユの具か。

うんうん。持って行くといい。」

 

―トマトをもらった―

 

 


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少女ステファーニェ

「どうしたの?

あ、ラタトゥイユの材料だね。

倉庫の涼しいところに置いておいたやつだから、まだまだ美味しいと思うよ。」

 

―カボチャをもらった―

 

 


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村娘マルミ―ト

「あら、ハーブがご入用なの?」

 

村娘ココット

「じゃあ私が取ってきた分を少し。」

 

―パセリをもらった―

 

村娘カスロル

「私が取ってきた分も少し。」

 

―セージをもらった―

 

村娘マルミ―ト

「私が取ってきた分も少し。」

 

ローズマリーとタイムをもらった―

 

村娘ココット

「これだけあれば充分でしょうね。体にいいわよ。」

 

 


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流浪のドゥードゥー

「どうかしましたか? 

あぁ、ソルビエールさんのお使いですね。

ワインですか。ちょうど良かった。

この間、通りすがりのワイン商を偶然助けて、大量にもらったんですよ。

どうぞ。」

 

―極上の赤ワインをもらった―

 

 

木こりのソルビエール

「お、もらってきてくれたかい?」

 

エストクリア

 

木こりのソルビエール

「いやぁ、助かったよ。この村の食材で作ったラタトゥイユは美味いぞ。

お前も暇があったら食べていけよ。……って暇はないんだっけか。もったいないな。」

 

 

 

 

 

 


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エスト:良い土のために

 

農夫シャルル

「あぁ、あんた傭兵さんかね。ちょうど良かった。ちょいと手伝ってほしいことがあるんだ。

そろそろ肥料用の「石灰」が切れかけていてね。

この村には肥料になるものはなんでもある。

……と言いたいんだが、「石灰」は山の下へ行かないと取れない。

ただ、「石灰」を手に入れるにはもう少し手軽な方法がある。

岩を食う「ハーピー」を倒すと、体の中から出てくるんだ。

焼かなくても、奴の腹の中で、「石灰」になってるんだから、楽なもんだよ。

倒せさえすればだがね。

だがあんたなら、余裕で狩ってこれそうなもんだ。3個ほど頼めないかね?」


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農夫シャルル

「いやぁ、助かるよ。それじゃ、よろしく頼むよ。」

 

農夫シャルル

「おぉ、これだけあれば充分だよ。

ここに置いておいてくれ。そっちは水気があって、危ないからな。」

 

農夫シャルル

「あぁ「石灰」を集めてくれたお礼を、ちゃんと渡さないとな。」

 

エストクリア

 

農夫シャルル

「いや、助かったよ。

ん? 何で水気を避けて「石灰」を置いたのかって?

知らないのかい。「石灰」に水をかけちまうと、そりゃあ熱くなるんだよ。

周りの物を燃やしちまうこともある。気をつけないとな。」

 

 

 

 

 


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エスト:巨大カボチャのために

 

少女ステファーニェ

「もー、あったまきた。

父さんの作ったカボチャをまた「フルール」が荒らしていったの。

せっかく、父さんに頼んで毎年大きいカボチャを選んで掛け合わせてもらってたのよ。

今年も去年よりおっきなカボチャを作ってもらってたのに。

とりあえず一番大きい特大カボチャだけは護らないと……。

傭兵さんは強いのよね?

だったら「フルール」を倒しちゃってよ。私、畑の番をしないといけないの。

5匹くらい減らしたら、ちょっとは大人しくなると思うわ。」


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少女ステファーニェ

「ありがとう。

もう思いっきり驚かしてきちゃってちょうだい。」

 

少女ステファーニェ

「どう、あいつらを反省させてやった?」

 

エストクリア

 

少女ステファーニェ

「やってくれたんだね。ありがとう。

今年は絶対あのカボチャで、特大パンプキンパイ作るんだから。」

 

 

 

 

 

 

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第二章『北の賢者』その7

シトルイユ村

 

さ、痛めつけに行きます。


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村娘マルミ―ト

「カラックは乱暴者で困ってしまうわ。

少しは痛めつけても、いいと思うの。どうせあの子はすぐ復活するもの。」

 

 

テルメの神殿


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ここあれよな、振り返って撮ってやっと気づいたけど、エリシアオンラインの輪廻だっけかのアビもらったとこよな。あれ、輪廻だっけ、フォーゲルブルグ方面のストーリーだっけ? でもエリシアで見たよ……天使さんいたとこよな……。
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村娘マルミ―ト

「おかえりなさい。珠は手に入りまして」

 

エスト『湯殿の番人』クリア

 

村娘マルミ―ト

「まぁ、確かにテルメの珠だわ。

倒されてしまったカラックは気の毒だけど。でもしばらくしたら復活するもの、少しくらいいいわよね。」

 

村娘マルミ―ト

「テルメの珠は父さんの産湯を沸かせた珠なの。

父さんの魔力と同じ力を持っているのよ。」

 

村娘ココット

「同じ湯を浴びれば、父さんの魔法は効かなくなるわ。準備は良いかしら?」


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村娘マルミ―ト

「それじゃあ、私は腐ったレモンが、シトルイユから外に出られるようにするわ。

父さんの魔法が効かない存在にしてあげるわね。」

 

―マルミ―トが、テルメの珠に息を吹きかけると、湯がこんこんと湧き出した―

 

―腐ったレモンの体に、不思議なお湯がふりかけられた―

 

村娘マルミ―ト

「さぁ、これで大丈夫。

あなたはきっと、フォーゲルブルグにたどり着いて、またお友達を作れるでしょう。

珠はカラックが復活しないうちに、こっそり元の場所に戻しておくわね。」

 

村娘カスロル

「それじゃあ、私は腐ったレモンさんがシトルイユに来たばかりのの頃持ってきてくれた物。

あの真珠をお渡しするわね。」

 

―カスロルから銀細工をあしらった、大きな真珠を受け取った―

 

村娘カスロル

「さぁ、もうこれはあなたのものです。いずれ役立つ日が来ますから、大切に持っていてくださいね。

ここから先は、きっと苦難の道でしょうから。」

 

村娘ココット

「それなら私は、その苦難を乗り越え、北の賢者に会うための祝福を腐ったレモンさんにさしあげるわ。」

 

―ココットから、綺麗な金色の鈴を渡された―

 

村娘ココット

「この鈴はヴワの鈴です。三度音を鳴らします。それでおしまいです。」

 

村娘マルミ―ト

「さぁ、旅立ってください。父さんにばれてしまう前に。」

 

村娘ココット

「だけど、少しだけ戻りたくなったら、また戻ってきてくださいね。」

 

村娘カスロル

「その時には、父さんの目を少しの間、私達がごまかしてさしあげますから。」

 

 

 

 

 

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第二章『北の賢者』その6

グランリュクレス3


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流浪のドゥードゥー

「おや、何かご入用ですか?」

 

―約束通り、欲しい物をもらいに来たと伝えた―

 

流浪のドゥードゥー

「……ふむ、砂糖が必要ですか。

分かりました。

あるものなら、なんでも差し上げると申しましたからね。

約束どおり、一番甘くてキメの細かい、上等なのを一袋差し上げましょう。

あなたが持っているそのリンゴと合わせれば、実に良い砂糖煮が出来ることでしょうな。

あぁそうだ、もう一つシナモンも差し上げましょう。

これで良い香りが出ると思いますよ。」

 

 

 

 

シトルイユ村


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少女ステファーニェ

「あ、それシャルルさんのところのリンゴでしょ?

それすっごく美味しいよね。」

 

―これで菓子を作って欲しいと頼んだ―

 

少女ステファーニェ

「……えっ⁉ お砂糖もあるの⁉

うわぁ、凄い‼ それにシナモンまで。

ねぇねぇ、私の分もちょっとだけ残していい?

そしたら、あたしの家の小麦粉とバターを使って、とびっきりのお菓子を作るから。

いいよね? 

やったあ、それじゃあ作ってくるね。

後でもう一度話しかけてほしいな。」

 

 

少女ステファーニェ

「えへへ……あのね、リンゴをバターとお砂糖で煮て、タルトに乗せて焼いてみたの。

ちょっと焦がしちゃったけど、かえっておいしくなったかも。

あたしの分はもうとったから、はい、どうぞ。」

 

―リンゴのタルトを受け取った―

 

少女ステファーニェ

「とっても、あまーくっておいしいよ。」

 

 

 

 


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村娘ココット

「あらこんにちは。

私の知識の中で、あなたにお教えできることがあるとすれば、そうね……

カスロルの意見は参考になるってことかしらね。

あら? シナモンのいい香り。

ずいぶん、素敵なタルトをお持ちなのね。」

 

エスト『フルッシュの娘達』クリア

 

村娘マルミ―ト

「……あら、私達にくださるの?

まぁ、ありがとう。とっても親切な方ね。

量も多いのだし、あなたも是非一緒に召し上がってくださいな。」

 

―勧められるまま、タルトを一切れ一緒に食べた―

 

村娘ココット

「あら美味しい。」

 

村娘カスロル

「これお砂糖よね? それにシナモンのいい香り。」

 

村娘マルミ―ト

「少し焦がしてあるのが、いいわよね。甘みにほんのり苦味が混ざって。」

 

村娘ココット

「あぁ、美味しかったわ。

ごちそうさま。

それにしても、こんなに上等な物を分けていただけるなんて、本当に嬉しいわ。」

 

村娘カスロル

「一緒におやつを頂いたんですもの、腐ったレモンさんも、もう私達のお友達のようなものよね。」

 

村娘マルミ―ト

「言われてみればそうかもしれないわね。

腐ったレモンさん、もう少し何かお話していきませんの?」

 

 

村娘カスロル

「父さんは本当に、お野菜が好きよね。

カボチャ以外はあんまり甘くないのに、どうしてあんなに好きなのかしら。

そう言えば、さっきから村を行ったりきたりなさってましたけど、何をしてらしたの?」

 

―村から出られないことを話した―

 

村娘ココット

「あら、そういえばこの方、父さんのお気に入りじゃない?」

 

村娘カスロル

「言われてみれば確かにそうだわ。将来有望そうですもの。」

 

村娘マルミ―ト

「それじゃあ、なかなか出られるはずもないわね。

父さんが魔法で、あなたが外に出られないように、道を封じてしまったもの。」

 

村娘ココット

「でも、無理に出る必要もないんじゃありませんの?

父さんも、あなたのことを歓迎するつもりみたいだし。」

 

村娘カスロル

「そうね。

父さんはあなたに、ご馳走をいっぱい譲るつもりだと思うわ。

あなたがずっとここにいるべきだと思ったから、道を封じたんだもの。」

 

―それでも呪いを解くために、北の賢者に会いに行かなければならないことを話した―

 

村娘マルミ―ト

「まぁ、北の賢者に会いに行かれますの?

でも……大丈夫かしら?」

 

村娘ココット

「大変なことになるわね、きっと。

でもその前に、まずはこの村から出るのが大変よね。」

 

村娘カスロル

「そうね、父さんの魔法は私達でも解けないわ。

あなたが父さんの魔法が効かない存在になれば別だけど。」

 

村娘マルミ―ト

「でも、それこそ大変よ。源泉を直接浴びないといけないんだもの。

この温泉を遡って、命の湯を沸かせる「テルメの珠」を手に入れないと。」

 

村娘ココット

「珠は、乱暴者のカラックが番をして護っているから、そう簡単に手に入らないものね。

でも、出来る限り協力してさしあげるべきじゃない?」

 

村娘カスロル

「そうね。少なくとも、この温泉の下にある、テルメの神殿には連れて行ってあげることが出来るわ。

そこで奥までたどり着いて、カラックを倒せるかは、腐ったレモンさん次第だけれど。」

 

村娘マルミ―ト

「私達が倒せる相手ではないし、そこは確かに腐ったレモンさん次第ね。」

 

村娘ココット

「もしテルメの珠を持って帰れたら、腐ったレモンさんがちゃんと村の外に出て、北の賢者に会えるよう、手伝ってもあげられるわ。」

 

村娘カスロル

「どうかしら? 腐ったレモンさん。

温泉の奥までもぐって、テルメの珠を手に入れてみるつもりはある」


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村娘マルミ―ト

「流石ですのね。

それじゃあ、私達に話しかけていただけたら、テルメの神殿にお送りするわ。

 

 

 

 

 

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第二章『北の賢者』その5

シトルイユ村


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村娘マルミ―ト

「あらこんにちは。

私達に何かご用があるなら、まず物知りなココットに聞くといいと思うの。」

 

村娘マルミート

「あら、私になにかご用?」

 

エスト『ようこそシトルイユへ』クリア

 

村娘マルミ―ト

「あらあの方、こんな物を拾いなさったのね。ねぇ、見てみてとっても綺麗。」

 

―残りの二人の娘を集まってきた―

 

―真珠を囲んで三人でかしましくお喋りしている―

 

村娘マルミ―ト

「あぁ、いけない。よく見たら、初めてこの村に来た方なのね。

ようこそ、シトルイユ村へ。ここはおいしいお野菜と、温泉が自慢の村なのよ。

ゆっくりしていらしてね。」

 

 

 

 

 


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木こりのソルビエール

「少し前まで船の上で飢えていたのにな。遠い昔のことみたいだ。

あれ? もしかしてお前は……

腐ったレモン‼

腐ったレモンじゃないか‼

俺だよ、お前とは別の船に乗った、ソルビエールだよ。

いや、また会えるとは夢にも思わなかった‼

魔物から逃げる前に、故郷で見たのが最後の姿だったのかと思ったよ。

……お前の乗った船が魔物に襲われていたのを見た。

結局船はどうなったんだ? 一緒に乗っていたみんなは?

……そうか。

難破しかけてガレリア近くの海岸に辿り着いたのか。

でも他の船のみんなの消息は不明なんだな。

俺の乗った船も、魔物にやられてな……

あの時はもう駄目かと思ったんだが、突然船が妙な海流に流されてな。

空へ打ち上げる海流だよ。気づいたら、こんな山のてっぺんに流されてたんだ。

人生何が起こるか分かったもんじゃないな。こんな形で平穏な毎日に戻れるとは。

今じゃ、村にいた頃よりもよく食べて太ってしまったよ。

ここの野菜は美味いんだ。お前もゆっくりしていくといい……って、何か事情がありそうだな。」

 

―これまでのいきさつを、ソルビエールに話した―

 

木こりのソルビエール

「そんなことがあったのか。それじゃ、急いでフォーゲルブルグへ行かないとまずいな。

そうだ。旅に出るなら、この籠を持ってシャルルさんのところへ行くといい。この間実った林檎を分けてもらえると思う。

道中のどが渇いたときに食べるといい。あれは本当に美味しいんだ。」


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木こりのソルビエール

「名残惜しいけど、達者でな。」

 

 

 

 

 


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農夫シャルル

「あぁ、今さっきフルッシュおじさんが通ったな。この時期に通るのは珍しいね。

って、おや? あんたいい籠を持ってるね。

ソルビエールさんが切った木で作った奴じゃないかい?」

 

―シャルルにこれまでのいきさつを話した―

 

農夫シャルル

「あぁ、やっぱりソルビエールさんからもらったのか。

林檎なら収穫した奴が沢山ある。持って行きなさい。」

 

―籠いっぱいの林檎をもらった―

 

農夫シャルル

「それにしてもそうか。

あんたこれからフォーゲルブルグに行きなさるんだね。

フォーゲルブルグへは、わしの後ろにある道を進むとつくはずだ。

道のりは大変だが、達者でな。」

 

 

 


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もっかいソルビエールのとこへ


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木こりのソルビエール

「あれ? 腐ったレモンまだシトルイユにいたのかい?

また会えたのは嬉しいけど、何かあったのかい?」


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選択肢:村から出られない

 

木こりのソルビエール

「えっ? 出られない?

そんなはずは……。うーん……そうだな。

もう一度確かめてみた方がいいかもしれないな。

駄目だったらシャルルさんに道に何か異変がなかったか聞いて来るんだ。」

 

選択肢:村の出方が分からない

 

「シャルルさんの後ろにある道を真っ直ぐ行けば辿り着けるはずだよ。」

 

 

 

 

農夫シャルル

「あれ、どうしたんだい? 何かあったのかい?」

 

―シャルルに状況を説明した―

 

農夫シャルル

「えぇっ⁉

フォーゲルブルグへ続く道が通れない?

そんなことはないと思うんだがなぁ。

わしもお前さんがさっき立ち去った後、道の向こうに置き忘れた水筒を取りにいったよ。

それでもちろん何事もなく行って戻れたんだから。

ん? 何か異変はなかったかって?

そういえば、今の時期には珍しく、フルッシュおじさんが通っていったな。そのせいかもしれんな。」

 

 

 

 

木こりのソルビエール

「何か分かったかい?」

 

エスト『フォーゲルブルグへの道』クリア

 

―シャルルから聞いたことを伝えた―

 

木こりのソルビエール

「フルッシュおじさんが、あの道を通ったって⁉

そうか。それは……困ったことになったかもしれないな。

あぁ、すまん。ここに来たばかりの腐ったレモンには分からないよな。

フルッシュおじさんっていうのは、フルッシュのお面をかぶった人のことだ。

お面をつけている人は、女でも子供でも、フルッシュおじさんと呼ぶ慣わしなんだ。

で、そのフルッシュのお面っていうのは、まぁここにあるでかいお面と、同じような奴だ。

この村に豊作をもたらしてくれる神様も、こういうお面を被っているらしい。

で、フルッシュのお面を被るって事は、神様を宿すということだ。

つまり神様のお力を借りる時にそうするんだ。姿を借りて、力も借りるわけだ。

俺はまだやったことはないけど、お面をつけて願掛けしている人を見かけた事はあるな。

それが誰だったかは知らないよ。フルッシュおじさんの素顔を知ろうとしてはいけないそうだから。

お願い事の邪魔をしてはいけないし、もしかしたら相手は本物の神様かもしれないからな。

だから絶対、お面を剥ごうとしたり、話しかけたり、後を追ってはいけないんだそうだ。

それで、だ。

そのフルッシュおじさんが道に現れていたって事は、誰かが願掛けしていたってことだ。

神様にお前を通さないようにお願いしちまったのかもしれん。その願いが神様に聞き届けられちまった。

あるいは万に一つ、本物の神様がお前を閉じ込めようとしたか……。

いやいや、そんなことが本当にあるのかだが。いずれにしても、どうしたものかな。」

 

 

木こりのソルビエール

「色々考えてみたんだが、フルッシュおじさんの娘達に聞いたほうが良いかもしれないな。

あぁ、そこの温泉の管理を任されている娘さんたちのことだ。

あの娘達はみんな、自分の父親はフルッシュおじさんだと言うんだ。

俺の知る限り、彼女達の父親なんて、この村にはいないと思うんだがね。

ただ、あの娘らに占いの力があるのは確かだ。

誰が神様にどんな願い事をしたのか、とか、その願いが実際に叶うかどうか、なんてことをピタリと言い当てる。

彼女達に聞けば間違いないとは思うんだが……問題はあの娘達、結構悪戯好きでな。

下手にものを頼んでも、騙して、本末転倒にして笑ってたりするんだ。

甘い物を食べて機嫌が良い時は、うまいことやってくれたりもするんだが……

あの娘達はハチミツよりも、砂糖の方がお気に入りだしなぁ。

シトルイユじゃサトウキビはほとんど作ってないから、ちょいと貴重品なんだよ。

もし砂糖が手に入るのなら、ステファーニェに頼めば、何かしらの菓子を作ってくれると思うんだが……何とかならないか?」

 

―たしか流浪のドゥードゥーが必要なものがあれば協力してくれると言っていた―


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木こりのソルビエール

「そうか。

砂糖のあてがあるなら、あの娘達も機嫌よく色々教えてくれるかもしれんな。」

 

 

 

 

ソルビエールくそ喋るやんけ……。

 

 

 

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サブクエ(グランリュクレス3)

グランリュクレス3

 


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エスト:姪への手紙

 

鳥を飼う女ミルラ

「少し困ったことがあるのだけれど、手伝っていただけない?

実はね、姪に手紙を送ろうと思うの。けれど、紙もインクもないのよ。

でもこのあたりに出る「ハーピーの血」はインクとして使えるわ。

ハーピーの羽」はちょっと手を加えるだけで、簡単に羊皮紙に出来るの。

だからこの場で調達できなくはないのだけれど……。

そういえばあなた、とても強そうに見えるわね。謙遜しなくても良いのよ。

もし私の代わりに、「ハーピーの羽」と「ハーピーの血」を集めてくださるのなら、お礼をお出しするわ。

どうかしら? 「ハーピーの羽」を3枚と、「ハーピーの血」を1瓶ほどでよいのだけれど……。」


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鳥を飼う女ミルラ

「あら頼もしい。それじゃあよろしくお願いするわね。」

 

鳥を飼う女ミルラ

「ありがとう。助かったわ。」

 

―ミルラが受け取った瞬間、羽根は羊皮紙に変わった―

 

―どうやら、何かの魔法をつかったようだ―

 

鳥を飼う女ミルラ

「あぁ、そうそう。お礼をお渡ししなくてはね。」

 

エストクリア

 

鳥を飼う女ミルラ

「姪の将来に関わる大事な手紙だから、文面はゆっくり考えたかったのよ。ありがとう。」

 

なおこの状態では少女ビナに新しいサブクエなし。

 

 

 

 


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エスト:石灰色の夢

 

流浪のドゥードゥー

「やぁ、今日も良い天気ですね。……おっと。」

 

―ドゥードゥーは、たまたま近くにいたウサギの尾を踏んづけた―

 

―驚いたウサギが逃げ出し、近くにいたキツネにぶつかった―

 

―驚いたキツネが逃げ出し、近くにいた「フルール」にぶつかった―

 

―驚いた「フルール」が逃げ出し、近くの林に飛び込んだ―

 

―「フルール」が林の木にぶつかり、木が一本倒れた―

 

―倒れた木が、別の木を押し倒した―

 

―倒れた木が、また別の木を押し倒した―

 

―次々と木が倒れ、最後に倒れた木が巨大なクマを押しつぶした―

 

―辺りには数十本の倒木が地面に並んでいる―

 

流浪のドゥードゥー

「あんなところに危険そうなクマがいたんですなぁ。危なかった危なかった。

しかし倒れた木が、何だかもったいないですな。

あぁそうだ‼

この木で長年の夢だった我が家を建ててみるのも良いかもしれません。

木材は充分ですので……そうですな。

すみませんが漆喰を作るための石灰岩を集めていただけませんかな?

「フルール」は硬い石を食べて、体の中で燃やすらしいのです。

それで大抵は体を裂くと石灰岩が出てくるとか。

家なしの私を哀れと思ってくださるなら、「フルール」から「石灰岩」を4袋ほど集めてきていただけませんかな?」


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流浪のドゥードゥー

「おぉ、助かります。

私はその間、木材を集めて積んでおくことにしましょう。

何、怪力の魔法がかかった手袋を、前に色々な偶然から手に入れていましてね。

木くらいなら簡単に運べるのですよ。」

 

流浪のドゥードゥー

「もう集めていただけたのですか。これはありがたい。」

 

流浪のドゥードゥー

「木材はもう積み上げて、乾燥させていますよ。

あぁ、そうそうお礼もお渡ししなくては。」

 

エストクリア

 

流浪のドゥードゥー

「いやはや助かりました。さて、穴は掘っておきましたし、シトルイユ温泉から水を引いておきました。

以前村の方から聞いた漆喰の作り方だと、後は確かこの中に石灰岩を入れれば……」

 

―ドゥードゥーは、穴の中に石灰岩を注いだ―

 

流浪のドゥードゥー

「えーっと、これで待てば良いんですかな? 多分そんなだったはずです。

ふむ、なんだか穴から凄い熱気が上がってきましたな。こういうものなんですかな?」

 

―突然強い風が吹いて、積み上げられた木材が崩れ、穴に落ちる―

 

―落ちた木材に火がついた―

 

流浪のドゥードゥー

「あわわ……。」

 

―木材に次々と火が回る―

 

―木材は全て燃え尽きてしまった―

 

流浪のドゥードゥー

「あぁぁ。また駄目でしたか……。

……いえ、なんとなくこうなる気はしていました。

実は私には昔から不思議な運がありまして。

手に入らないものは何もないというくらい、色々な物が勝手に私の元へ集まるのです。

しかし唯一家だけは、どうしても持つことが出来ないのです。

これはもう、そういう天運なのでしょうな。」

 

 

 

 

 

 

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第二章『北の賢者』その4

グランリュクレス3


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―真っ白な鳥を肩に乗せている―

 

―女は腐ったレモンに気づくと、微笑んで会釈した―

 

鳥を飼う女ミルラ

「ずいぶん勇ましそうな方ね。行き止まるまで、どこまでも突き進んでいくのかしら。」

 

エスト『鳥の主』クリア

 

鳥を飼う女ミルラ

「まぁ、傘を返しにわざわざ私のところへ来てくださったの?

とても親切な方たちね。ありがとう。」

 

―真っ白な鳥を肩に乗せている―

 

―女は腐ったレモンに気づくと微笑んで会釈した―

 

鳥を飼う女ミルラ

「他にも何か私に用がありそうね。」

 

―白い鳥に大切な袋を持ち去られたことを説明した―

 

鳥を飼う女ミルラ

「あら、それは困ったわ。二羽いるうちの、こっちの子が、確かに少し前に袋を持ってきたの。

でもその袋は、あそこにいるドゥードゥーという方に施してしまったのよ。

ごめんなさいね。この子、珍しい物を集めてしまう癖があって。

大抵は誰の持ち物でもない、他愛ないものばかり集めてくるの。

だから今度もてっきり道端に捨てられていたものかと思ったのよ。

でも、ドゥードゥーさんはとても物持ちで、気の良さそうな方だから、説明すれば返してもらえると思うわ。

あぁ、でもお話する時は、気をつけてね。

色々と刺激的なことが起こる人だから。」


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鳥を飼う女ミルラ

「彼の幸運に、上手く巻き込まれることを祈っているわ。」

 

 

 

 

 


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流浪のドゥードゥー

「やぁやぁ、こんにちは。今日も良い天気で……って、おや?」

 

―男は足元にある何かに気づき拾い上げた―

 

―それは一塊の金鉱石だった―

 

流浪のドゥードゥー

「これは貴方が落とされましたかな? ……ありゃ、違いましたか。またですか。

人生は不思議なものですな。どこで何がどう転ぶか分からない。

あなたと会ったのはどういう縁なんでしょうな。」

 

エスト『灰の行方』クリア

 

―灰の入った袋を返して欲しいと伝えた―

 

流浪のドゥードゥー

「むっ……⁉ あの袋の中身を返して欲しいと? うーむ困りましたな。

実は薬か何かと思って、シトルイユで風呂に入る時、中身を湯船に入れてしまったのです。

その湯も捨ててしまいましたし、もう何も残っておりませんよ。

しかしこれでは非礼が過ぎますし、困りましたなぁ。何かお詫びをしたいのですが。

うん、こうしましょう。

この先、何か入用になった時、私が持っているものでしたら、なんでも一つ差し上げますよ。

何、私が持ってるこの袋、色々と入っているんで、意外と役に立つと思いますよ。

申し訳ないが、それでご勘弁いただきたい。」

 

流浪のドゥードゥー

「あぁ、そうだ。一つだけ頼まれてもらえませんか?

シトルイユ村の温泉近くに、三人の娘さんがいらっしゃいます。彼女達から何か綺麗な宝石を新たに見つけたら、譲ってくれと頼まれているんです。

その代わり、色々な食べ物を毎日くれると。

宝石類はしょっちゅう拾いますし、シトルイユの野菜で作ったラタトゥイユは美味しいですしな。

これは良い話だと思って、引き受けまして。

で、ちょうどこの間、湯殿の底でこんな真珠を見つけまして。

村へ入られるんでしたら、この真珠を届けてきていただけませんかね?

頼めますかな?」


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流浪のドゥードゥー

「いやはや、助かります。

あなたは良い方ですね。

何かどうしても必要な物があった時は、必ず協力させていただきますよ。」

 

 

 

 

 

 

 

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サブクエ(グランリュクレス2)

グランリュクレス2


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エスト:クレメンティアが危ない

 

旅の青年イレネウス

「一つお願いしてよろしいですか。

よろしいですよね。よろしくない理由がありませんよね。ありがとうございます。

この辺りには「ハーピー」という生き物がよくうろついているのですが、先ほど妹のクレメンティアが引っかかれそうになりました。

どうにか逃げ切りましたが、あんな危ないものを放置しておくわけにはいきません。

すみませんが、「ハーピー」を6匹ほど退治していただけませんか?

僕も落とし穴に嵌めるなり、なんなりして、出来る限り懲らしめますので。」


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旅の青年イレネウス

「えぇ、もうきっちりと懲らしめてきてあげてください。」

 

旅の青年イレネウス

「「ハーピー」達を、しとめてきていただけましたか?」

 

エストクリア

 

旅の青年イレネウス

「ありがとうございます。

まったく、こんな小さな女の子に手を出そうなんて、とんでもない魔物です。」

 

 

 

 


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エスト:歌えフィドル

 

少女クレメンティ

「あのね……さっき、私達魔物から逃げたの。怪我はしなかったわ。

でも兄さんの大事なフィドルが引っ掻かれて、傷がついちゃったの。

かすり傷だから、音はそんなに悪くならないと思う。

でも……直したいの。

ちょっとでも。

それでね、ニスを塗りなおすくらいなら、できると思うの。

でも兄さんのフィドル琥珀のニスを塗ってるの。私、琥珀なんて、高いもの持ってない……。

だからね、形がどんなに汚くても良いから、琥珀を探してきて欲しいの。

もしあれば、もしで良いの。

ちょっとだけなら、お礼も出せると思うよ。お願いして良い?」


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少女クレメンティ

「わぁい、ありがとう。

形はどんなに悪くてもかまわないわ。お願いね。」

 

グランリュクレス1のカミッロのとこへ


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敗走兵カミッロ

「おや? どうしたんだい?

琥珀? あのドロドロになった琥珀かい?

もちろん構わないよ。もうネックレスには戻せそうにないしね。」

 

少女クレメンティ

琥珀見つかった?」

 

エストクリア

 

少女クレメンティ

「わぁ、本当に持ってきてくれたんだ。ありがとう。」

 

 

 

 

もっかいクレメンティアから

 

エスト:踊れ木靴

 

少女クレメンティ

「……困ったなぁ、ダンス用の木靴が汚くなってきちゃった。

ワニスを塗りなおしたいな。けど、そんなの持ってこなかったわ……。

あ、傭兵さんだ。

ねぇ、傭兵さんは「松脂」って知ってる?

「ホブゴブリンウィザード」が、木をかじって、体に溜め込んでいるものよ。

あれがあったらワニスが作れるんだ。

3個くらいあったら、この先も安心だと思うの。

お礼もね、ちょっとだけならあげられると思う。

「松脂」を集めてきてくれないかな? お願い。」


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少女クレメンティ

「ありがとう。私じゃ集められないって思って、困ってたの。」

 

少女クレメンティ

「うわ、集めてくれたんだね。すごい、沢山ある。」

 

少女クレメンティ

「あ、そうだ。ちゃんと「松脂」のお礼をあげないとだね。」

 

エストクリア

 

少女クレメンティ

「ありがとう。

今度農家があるような場所についたら、蒸留器を貸してもらって、ワニスを作るんだ。

それで木靴を治して、お礼にダンスを見せるの。

兄さんはフィドルを弾いて、そうやってお金をもらって、ずっとここまできたの。

傭兵さんにも今度見せてあげるね。」

 

 

 

 

 

フィドル:バイオリン的なやつ。

 

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第二章『北の賢者』その3

グランリュクレス2


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旅の青年イレネウス

「こんにちは。いいお天気ですね。

あ、いや、ちょっと雲が出ているから違うのかな?

うーん……えっと……あ、うん。」

 

旅の青年イレネウス

「旅は良いものですね。

妹は足が僕より短いので、あんまり早くは進めません。

でも一緒に歩けば楽しいです。それに歩けば必ず、目指している方向に近づきます。

それでいいのでしょう。」

 

エスト『白い鳥を追いかけて』クリア

 

旅の青年イレネウス

「え? おじいさんからお礼の言葉を伝えてくれと?

わざわざありがとうございます。

あの時は妹が蝶に夢中になって、すぐに立ち去ってしまって。」

 

旅の青年イレネウス

「ほかに何かご用がありそうですね。……白い鳥ですか。

飛んでいるのは見ていませんね。

ただそういえば、先ほどすれ違って先に行かれた女性が、肩に白い綺麗な鳥を乗せていましたね。

もうずいぶん先へ行ってしまったと思いますが。

あぁ、そうだ。

もし白い鳥を追いかけるのでしたら、あの女性からお借りした日傘を返してきていただけますか?

妹がとても興味を持って、つい借りてしまったのですが、遊ぶだけ遊んで満足したようなので。」


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旅の青年イレネウス

「よろしくお願いしますね。

女性はこの道をまっすぐ進んだ先にいると思います。」

 

 

 

 

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サブクエ(グランリュクレス1)

グランリュクレス1

 


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エスト:思い出の湿布

 

旅の老人ダビデ

「我ながら歳のわりには、なかなかによく歩く方だと思います。

元々貴族の方々の屋敷を回って、色々物を売ってましたからな。

しかし、流石にここまで来たところで、少々疲れましたわい。やはり昔のようには歩けませんな。

こんな時は、「ミント」をすり潰して、湿布にして足に貼ると、ぐっと疲れが取れるもんです。

ただ、ここいらに生えている分は、みんな「ホブゴブリンファイター」が持っていってしまったようですな。

すみませんが、もし良かったら、「ミント」を2個ほど集めてもらえませんかな?」


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旅の老人ダビデ

「おぉ、助かります。「ミント」2個をよろしくお願いします。」

 

旅の老人ダビデ

「いや、ありがたい。」

 

旅の老人ダビデ

「「ミント」のお礼を差し上げなくてはなりませんな。」

 

エストクリア

 

旅の老人ダビデ

「いや、助かりましたわ。

仕事を始めたばかりの頃は、こいつをばあさんによく塗ってもらったもんです。

最近はばあさんの方が足を悪くして、ワシがよく塗ってやってましたよ。

早く先に進んで、ばあさんに追いつきたいもんです。」

 

 

 


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エスト:敗走兵の祈り

 

敗走兵カミッロ

「ここいらには旅行者も多いみたいだな。魔物が出るって言うのに、みんな元気なものだ。

しかし魔物が出る地を旅する者が多いという事は怪我人がいつ出てもおかしくないということだ。

皆を安全に旅させてはやりたい。だが私は足の腱をやられて以来、もう魔物の討伐は無理だ。

威嚇して追い払うくらいは出来るが、それで護れるのは自分の身だけだ。

もし君さえよければ、「ハーピー」を5匹ほど討伐してくれないかな?

皆が安全に旅を出来るように。頼む。」


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敗走兵カミッロ

「ありがとう。5匹退治するだけでも、ずいぶん違うはずだ。」

 

敗走兵カミッロ

「私達は何であんなに戦っていたんだろうな……。」

 

敗走兵カミッロ

「もう全て終わったのか?」

 

エストクリア

 

敗走兵カミッロ

「助かったよ。ありがとう。皆が無事、行きたいところへ行けることを願おう。」

 

 

 

同じくカミッロから

 

エスト:琥珀色の夢

 

敗走兵カミッロ

「私は上官があまり好きではなかった。今でもいくつかしこりが残っていて、好きだとは言えない。

ただ、私が小隊に入った時、ガレリアの街にいる母の話をすると、いずれ戦いが終わって帰る日に、母へのプレゼントにしろと、琥珀のネックレスを譲ってくれた。

ネックレスの入手経路はとても褒められたものではなかったようだが、それでもその時だけは、上官に感謝した。

そのネックレスなんだが、困ったことに、この間「ホブゴブリンウィザード」に奪われてしまったんだ。

「ホブゴブリンウィザード」には「光りもの」に惹かれる性質があるのだろうな。

寄ってたかって取り合って、バラバラにされた。

すまないが、もしよければ、「ネックレスの欠片」を集めてきてもらえないか?

4個もあれば、修復できるかもしれない。」


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敗走兵カミッロ

「ありがとう。「ホブゴブリンウィザード」を倒せば見つかると思う。

4個ほどお願いしたい。」

 

敗走兵カミッロ

「見つけてきてくれたようだね。ありがとう。」

 

敗走兵カミッロ

「さて。見つけてきてもらえた琥珀は……」

 

エストクリア

 

敗走兵カミッロ

「これは……ドロドロに溶けて、再度固まった琥珀……という感じだな。

「ホブゴブリンウィザード」が食べてしまったのか。

こんな形ではもう修復は……いや、これでよかったのか。

敗走兵である私は、どうあっても故郷へ帰ることは許されないからな。

どうにもならないことを、私は願ってしまっていたのか。

そうだな。

私はもう帰れない。母へも恩返しは出来ない。

でも、もう踏ん切りはついた。

ありがとう。

母もきっと、一人でも大丈夫だろう。強い人だから。」

 

 

 

 

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第二章『北の賢者』その2

グランリュクレス1


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旅の老人ダビデ

「早くばあさんに会いたいもんですな。」

 

旅の老人ダビデ

「おやおや、私に何か用ですかな?」

 

エスト『老後の旅』クリア

 

旅の老人ダビデ

「おぉ、エルモさんからのお使いでしたか。いやわざわざすみませんな。

ありがたい話です。

早くばあさんに会いたいもんですな。」

 

旅の老人ダビデ

「やぁ、お若い方。

今日はいい天気ですな。

いや歳を取ると、ちょっとした旅でも大変です。

休憩しながら少しずつ進んでいますが、立ち止まるのもよいものです。

ほら、さっきからそこにずっと、綺麗な白い鳥がとまっている。

愛らしい限りで、休憩がてらずっと眺めておったのですよ。

がむしゃらに歩いていては、見落としておったでしょう。」

 

―白い美しい鳥が、水溜りの近くで座り込んでいる―

 

―ふと、腐ったレモンに気づいたその鳥は、あなたに近寄り肩にとまった―

 

旅の老人ダビデ

「おや、仲がおよろしいですな。」

 

―鳥が腐ったレモンの首に下げられていた、杖の灰が入った袋をつついた―

 

旅の老人ダビデ

「あぁ、それに興味を持ったのですかな?」

 

―鳥が袋を引っ張ると、ひもがするりと解けてしまった―

 

旅の老人ダビデ

「おや?」

 

―腐ったレモンが止める間もなく、鳥は袋をくわえて空へ飛び上がっていく―

 

旅の老人ダビデ

「これはまた。

さっきまでは飛ぼうともしなかったのに。

いや、鳥というのは時々、物をこうして持っていってしまうもんではありますな。

あぁ、もうこの道の、遥か向こうまで飛んで行ってしまった。

やはりあれは大切な物ですか?

それは困りましたな。

あぁ、そうだ。

確かワシが休憩している間に、若い兄妹があちらの方に向かったはずです。

彼らに聞けば、鳥がどこへ行ったか分かるかもしれませんな。

ついでに、ワシが水を分けてもらったことを感謝していると伝えておいて下さりませんかな?」


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旅の老人ダビデ

「いや、助かりますな。

自分でお礼を言いたかったのですが、あの子たちは言う前に行ってしまったのですよ。」

 

 

 

 

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第二章『北の賢者』その1

ガレリア王

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前回のつづき、ティナから。

 

小隊長ティナ

「そう。やっぱり呪われてそうなのね。それで、何か解決案は見つかった?

……なるほどね。フォーゲルブルグの賢者か。訪ねてみる価値はありそうね。

要塞都市は血の盟約を結んでいて、ソード・オブ・オルクスの支部もあるから許可は取れると思うわ。

問題は誰と一緒に行くかだけど、どうしたものかしらね。私は王都を離れるわけには行かないし。

今、本当に人手が足りないのよね。困ったわ……流石に国外だしあなた一人で行かせたくない……」


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選択肢:入団条件を復唱する

小隊長ティナ

「え、うちへの入団条件? 14歳以上で……悪と戦う意思があって……自分の身は自分で護れること、か。……そうよね。そうだった。あなたなら大丈夫。きっと。」

 

選択肢:斬ってみてと言う

「……いえ、やめておくわ。

あなたがちゃんと避けられること、私は知っているもの。」

 

 ここから合流。

 

小隊長ティナ

「ごめんなさい。

見くびった私が悪かったわ。あなたなら一人でも大丈夫よね。

でも、さっきも言ったけど、一応場所が国外だから、許可を取らないとまずいわ。

私が手続きしてくるから、許可が取れるまでは、ちゃんと待機していて。いいわね」

 

小隊長ティナ

「あなたの呪いを解く方法が見つかれば良いんだけど……」

 

小隊長ティナ

「腐ったレモン丁度よかったわ。今さっき、あなたの出発の許可が下りたところよ。

出立前に、確認事項を伝えるわね。

まずフォーゲルブルグのソード・オブ・オルクスの支部はとても小さいらしいの。

フォーゲルブルグ自体、人が行き来しづらい場所だから、連絡もなかなかつかない。

一応連絡用の伝言魔法をいくつか打って、あなたのことを伝えたわ。

でも届いたかどうかは分からない。

それに連絡が行っていたとしても、支部が小さすぎて街への影響力がほとんどないみたいなの。

残念だけど、街からのバックアップは受けられないと思う。

まぁ、北の賢者って人が、噂どおりの強い心の持ち主なら、そうそう門前払いなんてしないはずよ。

礼儀を失さなければ、協力してもらえるでしょう。

あぁそうそう、出発前に必ずエルモの所へ寄っていって頂戴。大事な物を預けてあるから。」


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小隊長ティナ

「荷物を受け取ったら、気をつけていってらっしゃい。

そして、今の健全なあなたと変わらずに戻って来なさいね。」

 

 

 

 

 

エルモエルモや~

 

魔導士エルモ

「もう出発されるんですか?

腐ったレモンさんとも、しばらくお別れですね。」

 

エスト『北を目指して』クリア

 

魔導士エルモ

「あぁ、ティナさんからの預かりものですね。はいこれです。」

 

――小さな袋を受け取った。首にかけるための紐がついている――

 

魔導士エルモ

「この袋に例の杖が燃えた後の、灰を詰めておきました。

いきなり灰だけ渡されて、持ち運びやすいようにしておいてと言われた時は、どうしようかと思いましたが。

でも、これで持ち運びしやすいでしょう。

いくら賢者といっても何もなしに、呪いの正体が分かるわけないでしょうし。

原因になったこの灰を調べてもらうことで、きっと何か分かるはずです。

言うまでもないけど、なくしたら一大事だから気をつけてください。

それじゃあ、いってらっしゃい。

腐ったレモンさん、きっと戻って来てくださいね。」

 

魔導士エルモ

「あぁ、そうだすみません。旅に出るのでしたら、一つだけ用事をお願いしても大丈夫ですか?

実は、以前本を買ったのですが、代金を支払う前に、お店がなくなってしまったんです。いつも月末にまとめて代金を支払っていたのですけど……

店を営んでいた老夫婦が旅に出てしまったみたいで。

以前から店をたたむと言うお話は聞いていたんですが、ずいぶん急だったので結局払い損なったままなんです。

老夫婦は確か、シトルイユという村に移住するため、旅に出るのだと仰っていました。

シトルイユはフォーゲルブルグへ向かう道の途中にありますので、丁度いいかな、と。

代金はここに包んでありますので、もし老夫婦にあったら、それをお渡ししていただけますか?」


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魔導士エルモ

「助かりました。

あぁ、そうそう。老夫婦のうち、よく屋敷に来てくれていたお爺さんの名前はダビデと言います。道中、この名前の老人に会ったらよろしくお願いしますね。」

 

屋敷……さてはエルモ、ボンボンやな。

 

 

 

 

エスト『北を目指して』から第二章に入ってます。

 

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今の状態で街の人々と話してみる―魔物の蠢動その4―

ガレリア王

 

小隊長ティナ
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「王国軍兵士がどんどん戦争に送られている。

幸か不幸かそのせいで、ソード・オブ・オルクス下層の発言力が少しマシになってきた。

もっとも人間同士の争いに兵力を取られているんだから、手放しには喜びがたいわね。」

 

「健康な今のあなたのまま、ちゃんと帰ってきなさいね。」

 

 

魔道士エルモ

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「要塞都市に住む「北の賢者」は、深き知恵と、誘惑に折れぬ強き心と敵を退ける力を兼ね備える方だとか。

何かもう完璧すぎて、人間離れしてますよね。どんな方なんでしょう……」

 

 

他変化なし

 

 

エルツィオン旧街道1

 

番兵ニノ
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「うんまぁ、今日はよく寝られた方か。

昨日は酷かった。

夜と合わせても12時間しか寝られなかった。

それに比べればね。

本当はもう2時間くらい寝たいけど。

あぁ、眠い……」

 

 

上官ベルナルド
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「あぁ君か‼ 助かったのか。

いや良かった。心配していた。

あぁ、私も無事だ。

しかし不思議なものだな。君があの杖を手にしたとたんに、あの魔物が怯えて逃げたのだから。

おまけにそれ以外の魔物はわんさか君へ寄ってきたし。

いやはや本当に無事でよかった。」

 

 

エルツィオン旧街道2

 

行商オラツィオ
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「私はロウソクや石鹸、カンテラ等を作っては売り歩いております。

行商には私の娘も同行していたのですが、先日私の馬車から飛び降り、そのまま行方をくらましてしまいました。

本当に心配でたまりません。最悪のことばかり考えてしまう。あぁ、本当にどうしたものか。」

 

 

調査員ドナート
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「この辺りは昔、光の賢者が鉄鉱石の存在を教えてくれたとされている、ガレリア始まりの伝説の地なのだ。

だから多少無理をしてでも、調査員が派遣されることになった。それがこんなことになろうとは……

私なんかのために、二人も。

……いや、違う。

まだ終わったわけではあるまい。

そう思いたいが、相手が悪すぎる。あの魔物は、王国を脅かし続けた、3年前のあの魔物とよく似ていた。

頼む。助けてくれ‼ うまく二人を逃がしてくれ。君に無茶を強いるつもりはない。

ただ3人で上手く生き延びて欲しい。頼む、お願いだ。助けてくれ。」

 

 

エルツィオン旧街道3

 

王国軍兵士エルマンノ
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「なりふり構わず助けに来るとは、例の頭痛の種も、民を護るために戦うという意思は、我らと同じようだな。

品が悪いのは相変わらずだが……

それに乱暴なのも相変わらずだが。

しかし腕前は、確かだった。

確かな腕と信念がある者は、敬意を持つに値する。

品は悪いが……」

 

 

傭兵ハーマン
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「護衛対象を逃がすために、身を挺して戦い抜くとは、あのカカシ野郎大したもんだぜ。

俺はそういう奴は好きだ。

ま、口やかましいのは相変わらずのようだがな。」

 

 

エルツィオン旧街道4

 

少女ビナ
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「伯母さんは昔ね、命のロウソクの話をしてくれたの。

命のロウソクの火をつけたり消したりすることで、人が死んだり生き返ったりするんだって。

伯母さんはロウソクのことに凄く詳しいから、きっと命のロウソクを付けなおす方法も知ってるはずだよ。」

 

 

光の賢者像
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「―足元の石板に文字が刻まれている―

「地が吹く炎は全てを奪い去る。しかし足元を見れば豊かな鉄を見つけるだろう」」

 

 

 

 

 

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サブクエ(エルツィオン旧街道方面ストーリー終了後)

エルツィオン旧街道2

 

サブクエ追加されてたのでやります。f:id:remonntokaeru:20211111112758j:image
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エスト:消えた少女

 

行商オラツィオ

「娘は……私の娘は無事なのだろうか?

何かあってからでは遅い。

いや今まさに何か起こっているのかも。

続きを読む

10月/2021

やっとアホみたいな忙しさは収まって、割と楽しく過ごしてましたとさ。

そのおかげで七皇の人達とちょっとずつ仲良くなれてて嬉しい。

 

 

 


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にゃーん
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くそ恥ずかしかった
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レナータの「え?」のセリフとどっちにしようか迷った。
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文字化けしとんぞ。なんか悪いもんインストールしたやろ。ウイルス引っかかっとるぞ。
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偽装wwww
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称号長っ
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あくどい。
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大体ビールか日本酒の二択。
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結局誰だったんだろうなあ……。
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かぼちゃちゃー
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芋の秋
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わーい。
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わーーい。
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結局ただの武器の方は当たらんかった。欲しかったなあ。久しぶりにアバに課金しちゃったや。
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汚ねぇ花だことで。
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んふ~
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なお最後に見たチゲの姿であった。
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マナスカボチャかっこええやろ
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自分から晒されに来てんだって。先月よりはマシだけどさあ。てか10月全然かまってくれへんかったからあなたいつもに比べてスクショ少ないのよ。
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その声は!
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深夜勢すぎるんだよ皆。なんで夜の三時からパテ組めるんだよ。そりゃ寝落ちするよ。
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ムッキー
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今年も吹っ飛ばされましたとさ。
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こっちはまた勝ったからいいや。
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初めて運営の催しで当たった。いつもあんなにダメだったのに。でも確立的に考えてみたらフード当てるより全然簡単だった。そりゃそうか。
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なかよしだもん
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お姉さんのそういうとこが好きだよ。でもレモ・マナスはダサいよ。
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右から、しおちゃん、レモ、知らん人。
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盾かわいいって言ったら見せつけてくれる。かわいい。
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超かっこいい人いた。このでっかいの欲しかったなあ。
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お姉さんのレモです///

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ちょっと目を離したらコレ。
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パテメンがフード当てやがって全てが嫌になってる時のレモと猫。
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最後までアクアリ神社は振り向いてくれなかったよ。買ったよフード。おかげで金ないんだよ。このままじゃ借金コースだよ。やばいよ。
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素でコレ。やばい。今回死んでる。いや、でも裏シェトーの時もうちょっと遅かったっけ?じゃあいける??がんばる???
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ちょっとマシになったけど……やばい。
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死んでますとも。ええ。レモは秋花粉の方が酷いんですよ。
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チューチュートレイン
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選ばれたのはーーレモでした!!
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腐ってないよ!!!!
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かわいいねぇ。わざわざレモが近づくの待ってたの、そう、かわいいねぇ。わざわざ叩いてねぇ。かわいいねぇ。
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ほんとかわいいねぇ。
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んもーーーーー
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まひろんに負けたの死ぬほど悔しい。そして朝までやってんのアホ。
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何してたのこの人たち…。
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かわいい
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ラスト―じゃねぇんだわ。

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秋になってやっと春夏のアホ程忙しいのがちょっと落ち着いて、段々ななこーの人とも関わり合い出てきて、嬉しい限り。ななこー入っても馴染むような暇もなかったからね。忙しすぎて。
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なんか新しい人びっくりさせようとしてたから、混じってきた。
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やーね。もう。変態め。
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百回くらいで当たる伝説は嘘じゃなかった。メガネ無駄にならなくてよかったあ。
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女子会。
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うるさいよ
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初めてのギル活。
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いつでも煽りにきてんなこの人。
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かあああんんんんんんんんわいいいいいいいいいいいいい
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「ヤッパリ燃ヤスンジャン」って言われた。かわいいから仕方ないね。
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そういうこともある。
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らぶw
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うちらちん友♡
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成功
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失敗
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レモこのままじゃ借金しないとリングとイヤリング買えないの……なんか最近めちゃくちゃ高くなってるし……やばいの……死ぬ。







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