サブクエ(グランリュクレス1)
グランリュクレス1
クエスト:思い出の湿布
旅の老人ダビデ
「我ながら歳のわりには、なかなかによく歩く方だと思います。
元々貴族の方々の屋敷を回って、色々物を売ってましたからな。
しかし、流石にここまで来たところで、少々疲れましたわい。やはり昔のようには歩けませんな。
こんな時は、「ミント」をすり潰して、湿布にして足に貼ると、ぐっと疲れが取れるもんです。
ただ、ここいらに生えている分は、みんな「ホブゴブリンファイター」が持っていってしまったようですな。
すみませんが、もし良かったら、「ミント」を2個ほど集めてもらえませんかな?」
旅の老人ダビデ
「おぉ、助かります。「ミント」2個をよろしくお願いします。」
旅の老人ダビデ
「いや、ありがたい。」
旅の老人ダビデ
「「ミント」のお礼を差し上げなくてはなりませんな。」
クエストクリア
旅の老人ダビデ
「いや、助かりましたわ。
仕事を始めたばかりの頃は、こいつをばあさんによく塗ってもらったもんです。
最近はばあさんの方が足を悪くして、ワシがよく塗ってやってましたよ。
早く先に進んで、ばあさんに追いつきたいもんです。」
クエスト:敗走兵の祈り
敗走兵カミッロ
「ここいらには旅行者も多いみたいだな。魔物が出るって言うのに、みんな元気なものだ。
しかし魔物が出る地を旅する者が多いという事は怪我人がいつ出てもおかしくないということだ。
皆を安全に旅させてはやりたい。だが私は足の腱をやられて以来、もう魔物の討伐は無理だ。
威嚇して追い払うくらいは出来るが、それで護れるのは自分の身だけだ。
もし君さえよければ、「ハーピー」を5匹ほど討伐してくれないかな?
皆が安全に旅を出来るように。頼む。」
敗走兵カミッロ
「ありがとう。5匹退治するだけでも、ずいぶん違うはずだ。」
敗走兵カミッロ
「私達は何であんなに戦っていたんだろうな……。」
敗走兵カミッロ
「もう全て終わったのか?」
クエストクリア
敗走兵カミッロ
「助かったよ。ありがとう。皆が無事、行きたいところへ行けることを願おう。」
同じくカミッロから
敗走兵カミッロ
「私は上官があまり好きではなかった。今でもいくつかしこりが残っていて、好きだとは言えない。
ただ、私が小隊に入った時、ガレリアの街にいる母の話をすると、いずれ戦いが終わって帰る日に、母へのプレゼントにしろと、琥珀のネックレスを譲ってくれた。
ネックレスの入手経路はとても褒められたものではなかったようだが、それでもその時だけは、上官に感謝した。
そのネックレスなんだが、困ったことに、この間「ホブゴブリンウィザード」に奪われてしまったんだ。
「ホブゴブリンウィザード」には「光りもの」に惹かれる性質があるのだろうな。
寄ってたかって取り合って、バラバラにされた。
すまないが、もしよければ、「ネックレスの欠片」を集めてきてもらえないか?
4個もあれば、修復できるかもしれない。」
敗走兵カミッロ
「ありがとう。「ホブゴブリンウィザード」を倒せば見つかると思う。
4個ほどお願いしたい。」
敗走兵カミッロ
「見つけてきてくれたようだね。ありがとう。」
敗走兵カミッロ
「さて。見つけてきてもらえた琥珀は……」
クエストクリア
敗走兵カミッロ
「これは……ドロドロに溶けて、再度固まった琥珀……という感じだな。
「ホブゴブリンウィザード」が食べてしまったのか。
こんな形ではもう修復は……いや、これでよかったのか。
敗走兵である私は、どうあっても故郷へ帰ることは許されないからな。
どうにもならないことを、私は願ってしまっていたのか。
そうだな。
私はもう帰れない。母へも恩返しは出来ない。
でも、もう踏ん切りはついた。
ありがとう。
母もきっと、一人でも大丈夫だろう。強い人だから。」