第一章『魔物の蠢動』その11
ルミナス渓谷4
探検家ジョット
「ここも空振りか……?」
クエストクリア
探検家ジョット
「おっと。まさかこんなところで人に会うとは。お前、ソード・オブ・オルクスか。魔物を追ってきたんだな。いいことを教えてやるぜ。」
探検家ジョット
「オレはジョット。
探検家のジョットさまと覚えておくといい。
魔物を追っているんだろう? いいことを教えてやる。凶暴な魔物が出入りしているらしい洞窟を見つけた。
ところが、だ。この探検家ジョットさまが探索してやろうと思った矢先にたいまつの材料がないという不運に見舞われた。
ソード・オブ・オルクスの人間なら、洞窟の魔物にも用事があるんじゃないか? たいまつの材料があれば、オレさまが調べてきてやるぜ。」
探検家ジョット
「「ゴブリンファイター」か「ゴブリンウィザード」から「樹脂」5個を手に入れたらオレさまに言いな。」
探検家ジョット
「オレさまともあろうものが、たいまつの材料を切らしてしまうとはな。まぁ、樹脂が集まれば問題はない。」
探検家ジョット
「ちっ……ジョットさまともあろうものが……。」
探検家ジョット
「たいまつの材料があれば、オレさまが調べてきてやるぜ。」
クエスト『魔物の巣窟』クリア
探検家ジョット
「それでは、オレさまが軽く洞窟を探索してきてやろう。ここで大人しく待ってるがいい。」
探検家ジョット
「あんたか。なかなか悪くない手ごたえだったぜ。だが、オレさまの求めているものではない。
探検家ジョットさまに似合うのは、神秘とロマンだからな。だが、あんたにとっては悪い話じゃないかもしれないな。
洞窟にあった巨大な穴の奥には、かなり強い魔物の気配もしたしな。洞窟へ案内しよう……と言いたいところだが、あの洞窟はもうダメだ。
調べてる最中に突然、土が動きだし、穴を塞いでしまった。普通に考えれば、おそらく地盤が緩かったとなるんだろうが……。」
―ジョットがニヤリと笑う―
探検家ジョット
「なにかの罠か結界とも限らん。あと一つ、オレは穴が塞がる前に「剣と杖」の紋章を見た。
あれはガレリア王国の紋章だ。
地下に結構な遺跡があるんだろう。問題は、あれがなんの遺跡で、なぜ魔物の気配がしたか……だが。オレさまには関係のない話だ。
ともあれ、ガレリアの紋章が刻まれているということは、王都に入口が存在する可能性は否めん。」
探検家ジョット
「ガレリア王都に戻るのか?」
ここではいを押すと送ってくれる。ジョットさまイケメン。落としたい。
探検家ジョット
「じゃあ、送ろう。
今回は特別な。」
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